■2021. 5月7日(金つばき館便り

 

 椿の花は、遅咲きの木にいくつか花が見受けられるだけになり、花は終わりを迎えています。つばき館の庭園には、山アジサイの花が咲き始め、椿の木々新芽に覆われています。

 館内には、母の日をイメージした生け花が飾られており、真っ赤なカーネーションカラーの白い花、シャガギボウシの葉がシンプルな白い花器に生けられた、清楚であざやかな生け花です。また、紫陽花の鉢物も置いておりますので、感染にお気をつけてお越しくださいませ。

(左の写真は山アジサイ)

 庭園のガクアジサイ    生け花       ⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷   館内の紫陽花   ⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷⊷  

 

■2021. 5月17日(月)  ☆つばき園情報

 

 例年より梅雨入りの早いなか、椿の花はすでに終わっていると思い散策してみると、遠くからホトトギスウグイスの声が聞こえ、いくつかの椿シャクナゲが頑張って咲いています。(右の写真は、アメリカ産の椿・ヌチオズカメオ

 また、つばき館ガラスハウスの夏椿(シャラ)はすでに終わりましたが、つばき園の夏椿・ヤマボウシは今が盛りです。新緑の間に、蕾がたくさん付いているものと、一本の夏椿(夜明け前)にはヒコサンヒメシャラのようにほんのりを指したような花がたくさん付いています。コロナ感染対策のため臨時休館の続くつばき館ですが、新型コロナの一日も早い収束を願うばかりです。

 シャクナゲ    ヤマボウシ     薩摩(さつま)   紫黒椿(しぐろつばき) 夏椿(夜明け前)の蕾   夏椿の花  

■2021. 5月23日(月)草月流椿いける

 2014年のつばき館開館当初から館内外に花をいけていただいている草月流AICFグループ古賀草岳様が草月流の機関紙に花をいける思いを投稿されていますので一部を紹介いたします。

 

『…苗木生産がさかんな草野町で開催されるつばきフェアつばき祭りに機会を得、作品を展示してきました。今年も新年を迎えるにあたって、来館されるみなさんに少しでも明るい気持ちになっていただけるよう黒岩草星八田夢草、私の3人で松竹梅を中心に椿南天などを花材として明るくて力強く自然観が出るようにいけました。館内にも年間を通して、四季の花材をいかし展示しております。今後とも新型コロナに負けぬように草月流をいけてまいりますので、皆さんも頑張りましょう!!』

 

 現在、新型コロナ感染防止対策のため休館の続くつばき館ですが、開館の日にはどんな花をいけていただくのか楽しみです(*‘∀‘)